Step0 「家を買う」について考える
住まい探しは自分探し。
不動産を購入する上で一番大切なのは「知る」ということ。
私たちは「購入」でも「賃貸」でも正直どちらでも良いと思っています。
不動産会社は業界共通の情報システムを利用して、その時点での物件情報を入手しており、どの不動産会社でも同じ物件を扱うことができます。
妥協できないマイホームだからこそ、物件を探す前から、誰に相談して物件を紹介してもらうのかは大切であり、最も重要なことだと思います。
また、あまり知られていない業界の暗黙のルールで「仲介会社を変えられない」というケースもあります。
選択肢があるにもかかわらず、知らされないこともある不動産業界。
長い目で見たときに後悔しないように、今ある選択肢の中からベストなものを、お客様と一緒に選んでいくパートナーでありたいと思います。
こんなお悩みをすっきりさせるため、一緒に考える時間を取らせていただきます。
「家がほしい」という漠然とした思いがある
どれくらい頭金や諸費用が必要なのか教えてほしい
住みたいエリアを一緒に探してほしい
いくらの家が買えるのか知りたい
将来のことを考えるとそろそろ自分の家がほしい
Step 1 現地を見学
いざ、見てみたい物件が出てきたら、実際にお部屋を見に行きます。
図面では分かりづらい室内の状態や空間の広さ、梁の有無や設備などを見てください。
また、最寄り駅や物件の周辺環境も大事ですので、物件だけでなく、周辺環境もじっくり見てまわってください。
この時点で購入した際の費用がわかる明細書をお渡しいたします。
Step 2 ローンの事前審査
購入の方向性が決まり次第、物件探しと銀行への事前審査の準備を進めていきます。
最近では、銀行の「事前審査通知書」がないと、「購入申込書」を受け付けてもらえないことが多くあります。
いざ「この物件が買いたい!」と思える物件が見つかっても、そこから銀行の選定を進めていると、その間に他の人に購入されてしまう可能性も大きいので、物件探しと一緒にローン選びも進めていきます。
魅力的な物件の場合はとくに競争率が高いので、すぐにお申込みができるように準備しておく必要があります。
「事前審査通知書」があれば、あなたの購入の強さをアピールすることもできますし、現金購入者と同じ土俵にたつことができます。
また、価格などの条件を交渉する場合にも、お金が借りられる状態であるということを伝えることで、より条件交渉がしやすくなるというメリットもあります。
都市銀行の場合、ローンの事前審査を申し込めば、2~3日ほどで事前審査の結果がでます。
イオン銀行はネットで申し込みをすることができ、最短当日中に結果が出ることもあります。
ただし、勤務年数が短い方、契約社員の方、産休育休中の方などは個別でローン担当者と話し合った上で事前審査に依頼する銀行をご提案します。
物件を探すのは、SUUMOやアットホーム、HOMES、オウチーノ等、ネット上でご自身の気になっているエリア・間取り・価格帯で、常に情報をご覧になっておくことをオススメします。
そうすることで、お買い得なのか否かの判断も付くようになりますし、だんだん不動産の見方やチェックポイント等もわかってくると思います。
Step 3 購入の申込をする
「ここに住みたい!」という物件に巡り会ったら、売主さまと売主業者に購入の意向を伝えるため、”購入申込書”というA4一枚の用紙に記入していただきます。
必要なものは、免許証とご印鑑です。
購入申込をいれるのは、スピード勝負。
数時間の差で他の方に先を越されてしまう場合もあります。
意思が固まったら、すぐに購入申込書を送れるように、スタッフの携帯にはFAX送信機能も備えています。
その際には、ご自身のこだわりポイントをスタッフと一緒に再確認してみましょう。
エリアや間取り、築年数のご希望を変えたら、理想の物件にたどり着けるかもしれません。
Step 4 契約までの準備
購入申込をしてから、おおよそ1週間ほどで、売買契約にいたるのが一般的です。
この間に、私たち仲介スタッフが現地を再チェックして物件調査、法務局や役所での資料集め・聞き取り調査をします。
場合によっては、昔の地歴なども調べます。
イーエム・ラボでは、経験豊富なエスクロー会社と業務提携しているため、短期間でダブルチェックできる体制をとり、質の高い重要事項説明書や売買契約書を作り上げています。
通常は、売主業者側が契約書類を作成することが一般的ですが、買主様に安心してご契約していただけるよう、独自でもしっかり調査します。
多くの不動産会社では、契約当日に重要書類の読み合わせがおこなわれます。しかし、イーエムラボは、契約の前日までに資料の共有をして、読み合わせ動画をお送りしています。
(スケジュール上かなわない場合、当日しっかりご説明いたします)
重要書類を事前に読み合わせる理由は?
契約後になんらかの気持ちの変化でキャンセルする場合、売主さんに渡した手付金を放棄して契約を解除することになります。
そうなってしまうと、金銭的な損失は避けられません。
重要書類を事前に読み合わせることで、自分はどんな物件を買おうとしているのかを深く理解した上で契約を迎えていただきたいです。
動画でお送りすることで、電車の移動中、お昼休憩のとき、お子さんのお昼寝時など、好きな時間で視聴いただけて、何より安心して契約日を迎えていただけます。
*関連資料も共有ドライブで事前にすべてお渡ししています。
Step 5 売買契約書にサインする
売買契約締結日は、契約内容を売主さんとともに最終確認する場です。
また、一度も顔合わせをしていなければ、顔合わせの場にもなります。
重要事項説明書と契約書の内容はすでに分かっていただいている状態かと思います。ここでは売主さんに直接お話しいただける貴重な場になるので、生活について(普段の買い物やお店など)色々お伺いしてみてください。
契約は、売主業者または買主業者の事務所で執り行われます。
手付金(売買価格の5〜10%になります)
住民票
印鑑(実印)
身分証
収入印紙(収入印紙は郵便局で購入できます)
Step 6 住宅ローンの本審査
売買契約締結後、すぐにローンの本審査に取りかかります。
本審査で必要になる書類は事前に用意しておき、契約締結後、すぐに出せるようにしておきます。
本審査は約1〜2週間前後かかります。
Step7 銀行とのローン契約
金融機関によって異なりますが、引き渡しの10日ほど前には、銀行からお金を借りるためのローン契約を結びます。
ローンの契約内容、金利の見直しのタイミング、繰り上げ返済や手数料について説明があります。
ネット銀行を利用されているお客さまは郵送、ネットでの手続きとなりますので、余裕をもったスケジュールで進めるようにしてください。
郵送でのやりとりで不備がでてしまうと引渡しの日程に影響がでる場合もありますので、注意が必要です。
住民票
印鑑証明書
印鑑
収入印紙など
持ち物は金融機関によって変わります。
取得枚数や取得のタイミングはあらかじめお伝えしますので、ご安心ください。
Step8 お引き渡し
いよいよこの日がやってきました。
この日をもって、買主さまが不動産の所有者(名義人)になります。
鍵やポストのキー等、受け取るのもこの日になります。
売主さま、売主業者、買主さま、買主業者、司法書士が、買主さまがローンを借り入れる金融機関に集まります。
平日の午前中に集まることが一般的です。
最近はネット銀行も多いので、仲介会社の事務所で行う場合もあります。
支払い・登記移転の手続き
売買金額を支払ったのにもかかわらず、所有権移転登記がされないとなっては大変。
そのため、不動産取引は必ず登記と支払いを同時に行います。
司法書士が移転登記に必要な書類をすべて売主から預かった状態で「実行してください」と融資担当者に声がけをします。
そして銀行から買主さまの口座にお金が振り込まれます。
お金はまず、買主さまの口座に入金。
続いてそのお金は、売主さまの指定口座へと振り込まれます。
売主さまの口座にお金が振り込まれたのを確認してから、領収書を受取ります。
解散後、司法書士の先生はオンライン申請(郵送の場合もあり)で、移転登記の手続きをします。
その他、購入にかかる費用として、仲介手数料や火災保険料、司法書士報酬等を一緒にお支払いください。
銀行の融資手数料は、借入額から引かれて振り込まれます。
当日は弊社スタッフがしっかり最後までサポートいたしますので、ご安心ください。
Step ∞ その先へ
私たちは「家を売る」のが仕事ではありません。
人生の中でも大きな決断をするお客さまのそばで、不動産取引に精通している戦略パートナーとして、常にサポートできたらと思っています。
数年後も「買ってよかった」と思える「本気の家探し」をお手伝いいたしますので、引渡しを迎えたあとも、気軽に相談してもらえる住まいのパートナーであり続けたいと思います。