インスペクションの立会い
本日は朝から世田谷区の下馬へインスペクションの立会いに行ってきました。
今回は不動産会社さんに依頼を受けて、外国人のお客さまとの間に入らせていただき、仲介さんと一緒にお客さまをサポートしていくという…なんだか新しい試みです。
インスペクションは私の尊敬する長嶋修さんが会長のさくら事務所さんでした。
(今日も「長嶋さんのファンです」とインスペクターさんに呟いてしまいました)
仲介の担当者さんとは初めましてだったのですが、プロフェッショナリズムをとても感じる方でした。
特に共有部の排水管や見えない部分の修繕箇所についても管理室で保管している資料があるからと言い、3時間超の立会にも関わらず、資料を閲覧されていました。
また、売主さんに確認する内容や管理会社に確認する内容を細かくメモされていたので、こういった小さい積み重ねがお客さまに信頼してもらえるポイントだと改めて感じました。
せっかくお声がけくださったので、私自身もまだまだ未熟なのですが、引渡しを迎えるまで無事に見届けたいという思いが一層強くなっています。
マイナーなご指摘
1時間50分ほどで一通りのインスペクションが終わったので、インスペクターの方から室外の外壁部分から説明がありました。
エアコンのダクト用の穴が空いていること、恐らくマルチ式の室外機を置くことになる等、エアコンについての助言をいただきました。
次は浴室の裏側の壁部分にあたるところがメーターボックスから確認できるので、懐中電灯で照らしながら、隙間が空いているところを指摘されました。
その他は換気口の詰まりやお手入れ方法、シャッターのリモコンの不具合や床のメンテ方法について。
新築戸建、中古戸建て、一棟ビル、中古マンションのインスペクションの立会いはいくつもさせてもらっていましたが、リノベマンションのインスペクションは初めてでした。
室内の設備は総入れ替えされていますが、やはりそんな中でもいくつか気になる点を指摘してもらえることはお客さまにとっても安心材料になると感じました。
大きな瑕疵等はなかったので、あとはお客さまの決断を待つのみです。
全く急かす様子もなく、手厚くサポートされている担当者さん、私も見習わせていただくことが多い一日でした。