築50年超のマンションはオススメしない
本日は前回、ウェビナーに参加してくれたフランス人のカップルのお家探しをしていました。
私がathomeとSUUMOで条件を入れたものを共有して、気になる物件を探してもらうことにしています。以前は私がレインズから選定した物件をお送りしていたのですが、ペラの図面では何も伝わらないですし、気に入るか分からない物件の翻訳に時間を割くのは何か違うと感じたのでやめることにしました。
特にヨーロッパ出身の方は、広さ>古さを重要視する傾向にあるので、築50年以上のリフォーム物件を選定される場合も珍しくありません。実際に購入している人もお目にかかったことがあるのですが、私は扱わないとお伝えしています。融資が付きにくいこと、売却する時には更に難儀すること、建て直しや大規模修繕の議題が上がる可能性から、外国人のお客様にはオススメしていません。
フランスでは古い物件はプレミアが付くし、人気が高いのですが、日本では違うということをしっかり伝えるのが私の使命だと思っています。
英語での対応は2倍の時間がかかる
12件の物件を調べて、それぞれにコメントをつけていたのですが、約1時間くらいかかりました。日本人の新築戸建てを探している方からも6物件の問い合わせがあったのですが、約15分で調べることができたので、やはり母国語でない英語を使うと2倍ちかく時間がかかってしまいます。
何度かやりとりしていると、「この外観は好みじゃないでしょ」「これは借地権のマンションだからNG」という具合にこちらで選択肢から外していくこともあります。以前はお客さんがみたいと言っているのだから見せるべきではないかと思っていましたが、私の目指しているのは”母のような(無償の愛)エージェントですので、やはり初めから「違うな」と感じていることはお客様にも伝えておくことにしています。
英語での返信は2倍の時間と労力がかかりますが、わたしがお伝えすることは簡単にGoogle検索できることではないので、これからも必要としてくださる方にしっかりお伝えしていこうと思います。