決済前の最後の打ち合わせ

本日は千織さん担当の売却物件の引渡しの日でした。
お客さまは新しい場所には一時間半以上前について、街を散策するのが好きということで早めに着いていました。
私たちも1時間ちょっと前には着くように予定していましたので、駅前のカフェで待ち合わせして、持ちものを確認しました。
一番大事な権利証もありましたし、印鑑証明書や実印もOK。
後は今までの販売活動を振り返り、長いようであっという間でしたねとお話ししていました。

決済の場所は銀行さんの1F窓口の隣で少しザワザワしていましたが、私達は売主さまの後ろに立ち、司法書士の先生から本人確認⇒書類お渡し⇒委任状等に記入して売主さまの準備は整いました。
買主さまは伝票に記入したり、支払うものも多いので、売主さんよりも時間がかかるので、その間は司法書士の先生とお話しして、お待ちしていました。
司法書士の先生も女性でなんと不動産業も営われているとのことで一気に親近感が沸きました。
こういう出逢いも決済ならではですので、刺激があります。

最後はしんみり

着金は銀行から司法書士の先生と売主さまにお電話があるはずなので、着金を待っている間に境界杭の写真データを見せながら、場所を確認していきます。
また、新築時の建築確認申請書や平面図配置図等があるので(かなり年期は入ってますが)お渡ししました。
鍵は数本あるので、こちらもお見せしてデスクの上に置いておきました。
15分後、着金の電話がかかってきたので、領収書と書類一式をお渡しして、無事決済終了です。

子育てした大切な場所なので、やったーー!という気持ちではなく、なんだかちょっと淋しい気持ちになるのが、家の売却だと思います。
帰り道の道中はお父さまと昔の思い出話を聞かせてもらったり、仕事の合間にしている副業がなんとも楽しそうな仕事で私も歳を重ねることが楽しみになるほど良い話しを聞かせてもらいました。
(何歳になっても新しいことをしてチャレンジするのは素敵です。)
媒介をいただいて約3ヶ月でのお引き渡しでしたが、かなり内容の濃い売却サポートになりました。
売却すると決めてから「この日」が来るのは分かっているのですが(それを実現させるのが私達の仕事ですし)、お客さまにとって「大事な場所」だったということは常に念頭に置いて仕事していこうと思います。