まさかの展開に

横浜市の需要大の土地を査定させていただきました。
成約事例も多くあり、今年に入ってからもかなり取引されているエリアです。
横浜市はアップダウンが激しいところなので、擁壁の有無、道路からの高さ、駅から物件までの行き方等を考慮して、成約している土地価格との優劣をつけて、価格調整しました。
当初は二分割して売却出来るかもしれないと期待していたのですが、最低敷地面積があり、数㎡足りないので、現在の市場よりも大きい土地として販売することになるため、若干価格を調整することに。
現在、売り出されている物件と比べても、かなり希少価値があるので、さらに300万円ほど上乗せして、価格をだしました。

午後、物件担当をしてくれているメンバーから明日売却するかもしれないと連絡があり、驚きました。
どうやら、ある不動産会社さんが即日契約を求めているようでした。
取りあえず、私たちにできることは安全な取引を行えるようにアドバイスすることだけなので、1)引渡しの日を出来るだけ余裕をもって設定してもらうこと2)契約不適合は免責にしてもらう3)室内の不要な荷物はそちらで解体した際に引き取ってもらう。ということをお伝えしました。
ご相談者さんと持ち主さんが異なるため、このようなことになってしまいました。

今回はご縁がなくても

物件担当の千織さんはかなり親身になって相談にのっていたので、正直少し残念な気持ちですが、このような状況でより高く買ってくれるお客さまを紹介するというのはEMLaboのやり方ではないので、千織さんには今後、どのように関われるかをお話ししました。
まずは契約後、住むところが必要なので、希望の条件に合う賃貸物件を紹介することをアドバイスしました。
賃貸も売買も同じスピードと熱量で提供できる弊社の仲介サービスですので、売却ではお手伝いできないかもしれないですが、新しい住まいを見つけることが出来るのであれば、嬉しく思います。

査定するために25件の類似物件と見比べたので、このエリアについてはかなり詳しくなった気がします。
千織さんには今回はダメだったとしても、必ずどこかで今日の知識や行動が活かされるときがくるよということをお伝えしたいと思います。
これからも諦めずに目の前のお客さまのために最善のご提案をしていきたいと思いました。