よく聞かれる質問
本日、以前からやりとりさせてもらっている方と初めてお会いしました。
コロナウイルスの影響で外出がままならない状況でしたが、少しずつ対面でもお会いさせていただく機会が増えてきて、嬉しく思っています。 1時間くらい話したところで、「今ってタイミング的には買い時でしょうか。もうちょっと待てば良い物件は出てきますか?」というご質問をいただきました。私の答えは「正直、わかりません」でした。
例えば、先週の話ですが、3400万円の物件に対して、200万円の指値をしましたが、無事、売主さんに承諾いただけました。やはりコロナの影響も少しはあるのではないかと思います。また、住宅ローンが低金利であることやローン申込者さんのご年齢を考えたとき”タイミング的にいい時期”と言える場合もあります。 ただ、もう少しまてばもっといい条件の物件が出てくるかについては分かりませんし、ご家族にとって購入することが正解なのかは、判断しかねるのが正直なところです。
物件を買うときの三要素
私は普段から不動産取引のお手伝いをさせていただく中で、家を買う人には共通する3つの要素があると思っています。
(1)動機 お子さんが産まれた・結婚する・お子さんが小学校に入学する等の理由等が考えられます。
(2)金銭的に準備できている 家を購入するには住宅ローンを使用する人が殆どですので、借り入れの見通しが付いてないと実際に購入することはできません。
(3)家がほしいというあなた自身・家族の気持ち 最後は「家を買いたいという気持ち」があるかどうか。
いくら(1),(2)を満たしていても、賃貸でも充分満足している人や、将来、親の残す家を相続して住もうと思っている人はそもそもお家を購入するということにはなりません。
賃貸が正解か、購入が正解か・・・正直分かりません
どう過ごしたいか、どんな生活を送りたいかをじっくり家族で話し合うとおのずと答えが見えてくるような気がします。 また、購入に至らなくても、「未来のことを考える時間」は誰にでも必要で、決して無駄にはならないと思っています。 一人でも多くの人が、「未来のことを考える時間」をご家族と一緒に共有し、その答えが「購入もいいな」となったのであれば、一緒に良いモノを探せるパートナーでありたいなと思います。