プロが教える!物件チェック法を大公開:賢く物件を選ぶためのポイント

今回は、現役不動産営業の私が普段の内見で「確認しているポイント」をご紹介していきたいと思います。

特に

これから不動産を購入しようと思っている方

既に何回か内見しているがいまいちピンとくる物件に出会ってない方

新規で不動産業界に入ったけど、どのように案内したらいいのか分からない担当者さん
(同業者さんですが…笑)

後悔しない「家探し」のためにも、是非知っておいてほしい内容です。
それでは、早速みていきましょう!

目次

現地に行く前に・・・

参考の図面 ↓↓

まずは、物件図面に書かれている内容をくまなくチェックしましょう。

特に確認してほしいのが、備考欄です。

再建築不可・接道なし・心理的瑕疵あり、容積オーナーの可能性あり等、物件を購入するか否かを決定する上で非常に重要な内容が書かれている場合があります。

必ずチェックし、不明な点は担当者に確認するようにしましょう。

また、もう一点重要なのが、「物件図面に書かれている内容が正しいかどうか」現地で確認する作業です。

マイソクが間違っている事(特に方位)もありますので、きちんと現地で確認しておきましょう!

室内チェック

事前に室内図面を拡大したシートを用意しておくと、気になるところを書き込むことができるので、おすすめです。

写真を撮る場合は、必ず、売主と売主業者に一声掛けましょう。

(空室の場合でも事前に売主側に許可を取っておくといいですね)

現地についたら、まず、室内チェックからはじめましょう。

特に各部屋とも下記に注意しながら、確認していきましょう!

外観チェック

外観チェックも室内と同じくらい重要です。
自分では修繕や改善が出来ないからこそ、気を抜かず、じっくり見ましょう!

もし、室内が気に入らなければ、外観チェックは必要ありませんので、室内チェック後に、外観チェックをすることをオススメしています。

  • ゴミ置き場
  • エントランス
  • 外壁(ヒビやタイルに剥がれはないか)
  • 駐輪場・バイク置き場・駐車場
  • その他、共用部分(あれば)

また、重要になるのが、「共用部分に私物がおかれていないか」です。
レンタルサーバーの空容器、宅配のボックス、自転車、ベビーカー等を出しているご家庭がありますが、それを容認しているマンションでは「お隣さんもしてるし、少しくらいは・・・」と他でも発生してしまう可能性もあります。

そうなると、マンション全体の管理状況も悪くなり、さらにはマンションの資産価値にも影響しかねないので、既に玄関前の占領が「暗黙の了解」となっているマンションは注意が必要です。

また、車を所有してない、所有する予定のない人は、全世帯に1台駐車場が確保できるような大型の機械式付きのマンションは避けておきましょう。

駐車場は非常に高額のメンテナンス費がかかる上、修理代・交換費用も高くつきます。

しかも、駐車場を使っている使っていないに関わらず、積立金でまかなわれますので、使用しない人にとっては、不公平感を感じることもあるでしょう。

勿論、駐車場整備地区では、一定数の駐車場台数を確保する必要があるのですが、大きな機械式の駐車場があるようなところは避けた方がいいかもしれません。

まとめ

以上、実際に私が確認しているポイントを挙げさせていただきました。

いかがでしたでしょうか?

安心して暮せる「住まい探し」のためにも、是非、お役立てくださいね。

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この記事の監修者

淡路島生まれ。16歳でオーストラリアへ単身留学。オーストラリア国立大学卒。TOEIC920点、宅地建物取引士。全日本不動産協会東京都本部港支部役員。
不動産業界に25歳で参入し、業界未経験ながら、管理業務、賃貸仲介、売買仲介、収益物件の仕入れ、新築戸建やリフォーム事業、講師業など不動産に関わる幅広い経験を積む。2024年には不動産エージェント向けの講座を開講し、同業者向けの不動産コンサルティング事業を開始。チーム制を導入した仲介スタイルで、質の高い不動産サービスを価値創造することを大事にしている。この仕事の大好きなところはお客様と深く関わることができるからです。とにかく周りから熱い!と言われます。ひとと関わることが大好きです!

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