収益物件を購入するときは管理会社もセットで考えるべき

本日、香港にお住まいの方から区分マンションの管理の件でご連絡がありました。以前管理をしていたところは家賃の振り込みが4ヶ月滞っており、電話も繋がらないので、助けてほしいという内容でした。詳しく聞いてみると、日本で物件を管理している会社と香港でオーナーと連絡を取っている業者は別の業者だということが分かりました。

税金の支払い状況はご本人または納税管理人でないと分からないのですが、オーナーに確認すると管理会社に全て任せているので分からないとのことでした。物件を購入するときの不動産会社も大切ですが、購入した後に、管理を依頼する管理会社選定も非常に重要だと思います。どんな会社であっても、やはり、管理を依頼する前にサービス内容や料金設定を際しく聞いておく必要があると思います。

物件は「見ること」がとても大切

オーナーの言い分としては、全てを任しているし、最初にそんな説明がなかったと言うのですが、やはり、どんなサービスをいくらでしてくれるというのは契約する前に契約書で確認する必要があったように思います。

英語・日本語・中国語・韓国語で対応できる管理会社があるので、そこをご紹介しようと思っているのですが、共有してもらった契約書内にairbnb可と書いてあったので、オーナーさんに聞いてみたところ、やはりこちらも知らなかった、聞いていないということになりました。

また、契約を破棄して、新たな入居者を探したいと言われたのですが、普通借家契約という性質上、難しいということもお伝えしました。

一度も現地も室内も見ずに物件を購入したようなのですが、やはりいくら海外にお住まいでも”見ずに購入”はあまりオススメできません。普段の管理や入居者とのやりとりは管理会社に任せればいいのですが、何を任せているかは把握しておく必要がありますね。

私も海外不動産は気になるタチなのですが、やはり”自分の目でみる大切さ”は忘れないようにしなければと再認識した一日でした。