アパートで水漏れ発生

本日は、知人が相続した物件で漏水が発生してしまいました。弊社は賃貸仲介で依頼していただくことになっていた矢先、別の部屋で漏水してしまい、天井の一部が崩れてしまったことが発覚しました。

私は別件で出ていたので、弊社の代表が現地に向かい、私は水道業者と入居者へ連絡しました。本来はアパートの管理業者が全てを取り仕切るはずなのですが、全く連絡も繋がらず、管理もしているのか分からないという状況で相続してしまった上、今回のような問題が発生してしまいました。

とりあえず、水道の元栓を閉めて、水漏れは収まったのですが、次々に新たな問題が発覚していきました。室内はゴミだらけで、動物を飼っている形跡がありました。この部屋だけでなく、他の部屋でも動物を飼っているような声がしたようです。とりあえず、水道業者に復旧作業をしてもらい、大工工事の手配、保険会社への連絡をしてひとまずは収まりました。

現在の状態を把握することの大事さ

今後のことをまとめて提案してほしいとのことでしたので、まずは漏水の修繕をして、保険会社に連絡をすることをお伝えしました。また、他界された父親の代から依頼している不動産会社で管理レポートもなく、更新などの手続きもしていないそうなので、早急に現在のアパート管理の状況を把握して、借主との契約をむすぶ必要があることをお伝えしました。そして、現状お一人で動いているので、親戚一同で家族会議をすることをオススメしました。

ご自身で管理をすることも検討しているようでしたので、オーナーの義務としての「アパートの共有部の定期清や巡回清掃の大切さ」「入居者からの修繕依頼」「退去の際の連絡」などを資料にまとめてお伝えしました。

今まで受け取っていた賃料はそのまま両親の生活費になっていたとのことですので、いくらかは建物に還元する必要があるというのもお話しました。

不動産投資は不動産経営。会社経営と一緒なので、ビジョンや事業計画が必須になります。なかなか一筋縄ではいきませんが、しっかりメンテしていくと世代を超えて残していける大切な資産でもあります。